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体と存在

  • 執筆者の写真: 坂上 健
    坂上 健
  • 7月17日
  • 読了時間: 1分

自分の体の状態の変化を大きく感じるようになっているここ数年。それは年齢が大きく関係していると思いますが、日々の生活の中で自分という人間のありようは捉えようもない大きな揺らぎの中にいることを感じます


家で過ごす時の自分、働いている時の自分、踊っている時の自分…


その場、その時の状況に応じて態度や仕草、言葉遣いなどを使い分ける自分を客観的に振り返ると本来の自分を隠し演じているような自分に違和感を覚え、自分という存在が分からなくなってしまいそうになります。でも、そうなっている自分に気づくことには敏感でありたいし、世の中を生きていくには必要なこと。ただ心を開いて人と接したいという思いは大切にしたい


組織や集団に属すると、気が付かない間に良し悪し関わらず心身は影響を受け、属する空気に染められていくのかもしれないけれど、それを見つめるもう一人の自分が心のどこかにいると自分を見失わず安心できるのかもしれません


踊っている時に幸せに感じるのは、自分の存在を忘れてしまうほど、自然や周囲の空間と一体になって自分と他者の境界がなくなるような瞬間です。自然に逆らわない身体の方向性を求めたい


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