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  • 執筆者の写真坂上 健

「ダンスの芽から広がる世界」を終えて

北上さくらホールのフリースペースにて、昨年10月から今年3月にかけて月に一度共演者を迎えセッションパフォーマンスを開催する『ダンスの芽から広がる世界』が終わりました。

1月は体調を崩してしまい開催できませんでしたが、全5回をやり遂げました!


この企画はさくらホールの利用促進の一環として、フリースペースの有効利用が挙げられ、株式会社LOBBYの藤原慶さんが私に声を掛けてくれたのが始まりでした。

日常とアートを結びつけることで、生きていく時間をより豊かにできるという互いの共通した考えを元に、アートをもっと気軽に感じてもらえるような企画を二人で練り上げ、テーマを「劇場と街・日常・人をつなぐダンスプロジェクト」としました。

また、地方を拠点に活動するアーティストの公演機会の創出という目的もあります。


さくらホールのガラス張りの館内は解放感に溢れ、様々な人が訪れやすいような工夫が施されています。踊っていると自分の存在がとても小さく感じるほど、身体で発するエネルギーを簡単に吸い取られてしまう感覚になります。閉じていない空間だからこそ集中するのがとても難しい。また、パフォーマンスをライブ配信した(アーカイブ配信も行いました)のですが、カメラで撮られ見られているという独特な緊張感もありました。一方でこういう身体感覚を経験したことで、今後に活かせる時が来ると思っています。


この企画の醍醐味は即興セッションであるということ。初めて共演する方もいらっしゃれば、これまで共演したことのある方とのセッションもあり、

リハーサルなしで臨むこともあれば、僅かなミーティングとセッションリハーサルを経て本番を迎えることもありました。どういう構成で臨むのが一番いいのか、自分はどういう身体表現で臨むのが望ましいのか...毎回挑戦でしたし、自分を試されている感じでプレッシャーがありました。

その反面、あらかじめ決められたパフォーマンスを再現するのではなく、即興的な展開の中で互いの存在・音・動き・言葉などを察知し、自分の表現へと還元させていくので、新鮮で純粋な動きが自然に生まれる瞬間にたくさん出会えました。そして、違いや壁を乗り越え、互いが融合していると感じる瞬間もありました。見てくださった方にこのような感覚が生まれていたら最高ですし、もしそうであれば企画の意義が浮かび上がってくるのだと思います。


今回の企画が今後の事業に活かされることを願っています!箱の中だけではなく、パフォーミングアーツが閉じられた空間から飛び出し、様々な環境のなかで人々の目に触れることを通じてより豊かで寛容な社会が実現できると考えています。


関わってくださった方々、見てくださった方々に感謝!




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