Dancer
Ken Sakagami
ダンサー・Ken Sakagami(坂上健)のダンス活動について紹介しています。
プロフィール
坂上健
岩手県盛岡市在住。フリーランスのダンサー、ダンス講師。1981年岩手県陸前高田市生まれ、盛岡市で育つ。岩手大学人文社会科学部卒業。8歳からジャズダンス、モダンダンスを山口久美子氏に学び、大学卒業後イヴォ・シューネマン氏にバレエを師事。2009年に上京、河名健次氏にコンテンポラリーダンスを師事。スタジオルースカンパニー、intellect of Kawana 0358にて河名氏の作品に出演する。2013年より独自の舞踊表現を追求するためソロで踊り始め、同時にアニメーションダンサーのキッキィ氏から体の自然な使い方を学ぶと共に、ダンサー・振付家の辻本知彦氏のワークショップに数多く参加し身体表現の幅の広さを学ぶ。
2018年に地元盛岡に戻りダンスの様々な可能性を探っている。
ダンサーとしては即興的な踊りから新たな身体感覚を構築し、表現の境地を開拓し続けている。また、ダンス講師としても活動を始め「ナチュラルベクトルダンス」という独自のメソッドでダンスにアプローチしている。
新情報!
・4月、5月のダンスワークショップ開催予定日が決定!会場は盛岡体育館・体力測定室です。コンテンポラリーダンスに触れてみたい方、独自の表現を探求したい方など、是非ご参加ください!
・4月24日㈬、ストレッチワーク開催が決定しました!新たな形でスタートするストレッチワークの情報を掲載しています!
※仕事に関わるご依頼、ご提案などありましたらお気軽にお問い合わせください。
AKITA JAM FESTIVAL 2023 終演!
JAPAN LIVE YELL project
12月17日、秋田県児童会館けやきセンターで開催された「AKITA JAM FESTIVAL 2023」に”ダンスサーカスBAZAR”の一員として出演しました。
日本舞踊、ジャズダンス、エアリアル、UKジャズダンス、アンビエント音楽、ジャズフュージョン、創作太鼓などが様々な形でコラボレーション!
BAZARはピアニストの佐市さんと共に『ミズキリ』、和楽器電子楽器混成ユニットの伽羅と『しんしん』を上演しました。
個人としても今年最後の舞台となりました!
「Suzuribako」 japan tour 2023 in 盛岡 & 渋谷公園通りクラシックス
ご来場ありがとうございました!
Suzuribako(硯箱)のダンサー、加藤文子さんにお声がけいただき、全国ツアーの盛岡公演、東京の渋谷公園クラシックス公演にゲスト出演しました。
【盛岡公演】
〔日時〕10月21日㈯ 7pm
〔会場〕盛岡バスセンター3階 Cafe Bar West38
〔出演者〕
加藤文子(ダンス)、セバスチャン・ストリニング(サックス)、フランツ・ロリオ(ヴィオラ)、坂上健(ダンス)、金澤良平(パーカッション)
【渋谷公園クラシックス公演】
〔日時〕10月24日㈫ 7:30pm
〔出演者〕
加藤文子(ダンス)、セバスチャン・ストリニング(サックス)、フランツ・ロリオ(ヴィオラ)、八木美知依(ハイパー筝)、山岸直人(打楽器)、坂上健(ダンス)
Photo by Ken'ichi Seki
Suzuribakoとは⁉
是非ホームページをご覧ください!
暮らしとアート市
ご来場ありがとうございました!
9月30日㈯ 11:00~16:00
岩手銀行赤レンガ館
主催:akashiya yoggy
5月に引き続き2回目の開催となる暮らしとアート市で踊ります。
今回は2階フロア全体がパフォーマンスエリアとなります。
岩手にゆかりのある東京のダンサー二人による作品『イーハトーブの風』が11時・13時・15時に上演されますが、その後に10分程の即興作品をソロで踊ります!11時半・13時半・15時半頃のパフォーマンス予定です!
投げ銭制となっておりますので、皆さんのお気持ちを投げ銭箱へお願いいたします!
その他の時間帯にも3人でセッションパフォーマンスを行うかも⁈
1階エリアの作家、芸術家によって展開される展示・販売ブースにも是非お立ち寄りください!素敵な作品に出会えるはずです。
詳しい情報はインスタグラム
@kurashi_to_art
をご覧ください!
花とコンテンポラリーダンス『軌跡』Vol.2
ご来場ありがとうございました!
flower × contemporary dance
【日時】9月2日㈯
18:00 open 18:30 start
【会場】アカシヤヨギー(岩手県盛岡市大通3丁目7-9 東北堂ビル 3F
【料金】¥2500(1ドリンク付+1flower)定員:18名
[主催]アカシヤヨギー
[予約・お問合せ]アカシヤヨギー
TEL : 070-1142-6076
E-mai l: tube@b385r.com
*坂上まで直接メッセージでもOK
昨年に引き続き、雑貨店akashiya yoggy(アカシヤヨギー)の店主でありフラワーアーティストの淺田悦輝さんと「花とコンテンポラリーダンス」と題してライブパフォーマンスを行います!
akashiya yoggyの空間が二人の即興性溢れるパフォーマンスでどう彩られていくのか…どうぞお楽しみください!
ご予約お待ちしております‼
”踊る動きがストレッチ”
ダンスの要素を取り入れ、体の使い方を動的に理解しながら展開していく楽しさや心地よさを大切にしたストレッチワークです!
【開催決定日】
・4月24日㈬ 14:30~15:40
【開催予定日】
・5月 8日㈬ 14:30~15:40
・5月22日㈬ 14:30~15:40
【開催場所】
風のスタジオ(風のアトリエ)
【料金】
2000円
【参加お申込】
坂上まで直接ご連絡お願いします。
・参加お申込みが3人以上となった場合に開催決定となります!
・開催日1週間前までに参加申込みをお願いします。参加ご希望で直前でないと参加可能か分からない方は、ご相談ください!
・開催決定となり次第、お申込みされた方にご連絡、ホームページ上でお知らせします。
※開催日3日前までキャンセル可能です。それ以降キャンセルされた場合はキャンセル料1000円をお支払いいただきます。ご理解いただきますようお願い致します。
ダンスワークショップ
コンテンポラリーダンス
2024年
4月29日㈪ 14:00~16:00
5月19日㈰ 13:00~15:00
現在は、身体言語を習得するための基本的なエクササイズを行った後、二人組のコンタクトワークの動きを通して自然に身体が踊る感覚を養い、徐々に個人の表現へ昇華していく過程を参加者皆さんと実験的に築き上げています!
場所:盛岡体育館 体力測定室
料金:2500円(学生 2000円)
持ち物 : 動きやすい服装 飲み物 靴下 汗拭きタオル
【参加お申込】
坂上まで直接ご連絡ください!
※当日飛び入り参加 OK
ナチュラルベクトルダンスとは
自身の主体的な想像力や感覚で動きを生み出し、今の自然な自分を表現する踊り。そんな身体性を獲得するために確立したダンスメソッドです。
人は緊張(集中・興奮)と脱力のバランスが上手く取れた時、心と体の状態が整った心地よい状態(ベストポジション)になります。
鋭い感覚で地面を捉えた股関節と力みのないしなやかな胴体を手に入れるためのエクササイズによってベストポジションを習得していきます。
その状態から生まれる感覚や感情をそれぞれの自然な向きと大きさをもって即興的に表現する、純粋で素直なアートとして存在するダンスを目指します。動きの模倣ではなく、自身で自然発生的に動きを生み出す体と心を探求しましょう!
人の体はちょっとした気づきや発見で大きく変わることがあります。
自分の体を知り、最大限自分の体を活かすことができれば日常生活もより充実したものとなるでしょう。
年齢や経験は関係ありません。いつからでも体は変わります。
ダンスに正解を求めることなく、自分が求めている動きや踊りを追求できる多様性にあふれた場を提供していきたいと思っています。
個人レッスン
・目的に合わせてメニューを考えていきます!
内容・日程・時間・場所・料金など事前に相談した上で個人レッスンを受け付けております!
ダンスに限らず身体の使い方や身体表現に関わることでしたらお気軽にお問い合わせください!
『踊るということ』
ソロで踊り始めたころ、自分の内側にある感情や感覚を素直に表現するにはどうしたらいいか試行錯誤を重ねた時期がありました。動きが素直で自然に自分の内面と向き合える踊り…
それは即興で踊ることでした。心と体が一体化して純粋に表現したいものに近づけると気がつきました。
即興で踊るといっても、ただその場で意味を含まず感覚的に動き出すのではありません。
自分にとっての理想の動きや体の使い方があって、作品となる構成やテーマ、動きと共鳴する音楽があり、表現したいイメージを身体でどうやったら表現できるかひたすら即興で踊りながらリサーチしていきます。
「これだ!」という動きや動きの流れ、つながりを身体言語として体と頭に蓄積させていき、考えなくても動きが生まれ、その質感が自然と理想のものになるまで即興で踊り続けます。
こうした稽古を重ねるうちに、自分の即興の踊りが意味を含んだ重厚感のあるものへと変化していき、全体として流れをもったストーリーが見えてくるように感じます。
振付で踊ることが原稿化したものを読み上げて発表するものとしたら、即興でおどることは原稿を用意せず、その場で伝えるべきことを語るということに例えることができるかもしれません。振付で踊ることと即興で踊ることに優劣をつけるつもりはありません。自分には即興があっているというだけです。
即興で踊ることは、いくら稽古を重ねてもやはり生もの…本番のその日にしか味わったことのない身体感覚になります。不安と緊張で稽古で積み上げてきた身体感覚が取り戻せなくなることもあります。不安定で悪い流れに陥った時、そこから抜け出す心身を取り戻すのに時間がかかる状況は多々あります。
そういった脆さもありながらも、その場・その瞬間を捉え生み出される即興の表現には嘘のない自分の生の姿が強く出るのだと思います。
あらゆるものがデータ化され、数値化され、機械化されていく中で、誰にも予想、予測できない人間の直感や内面の変化を表現する自分の踊りの世界は、純粋で美しく、はかなく、面白く、個性的でスリリングで、平和で、そして何よりも自由であり続けたいです。